koshian をピッチ変換する

リールに付けるセンサで、手持ちの部品箱をあさっていたら、いい物が出てきました。
koshian (公式サイト)


Bluetooth Smart (Wikipedia)対応マイコンモジュールです。
このモジュール、大きさが1cm×2cmくらいしかなく、小さなデバイスに最適ですね。
買ったときから既に何かファームウェアが書き込まれているので、リール側のソフト開発は大きく省略できるでしょう。

このモジュールは小さい反面、端子パッドが1.27mm間隔なので、このままでは試作用のブレッドボードに挿せません。
まずはブレッドボードに刺さるように、ピッチ変換します。

koshianモジュールを載せる土台はこんなカンジです。
モジュールの端子数は20本です。
それに合わせて、片面の紙フェノール・ユニバーサル基板を適当な大きさに切りました。
さらに1列のピンヘッダを10ピン2本をハンダ付けしました。

今度は、koshianモジュールと土台を繋ぐ配線をしていきます。
まず、モジュールの各端子にポリウレタン線(直径0.3mm)を半田付けし、5cm程度に切ります。

どんどん生やしていきます。
このモジュールは基板の半分がマイコン、もう片方に端子が集中しています。

全部終わりました。
ショートしていないか、目で確認しました。
特に、問題なさそうです。

土台とモジュールを厚手の両面テープでくっつけます。

両面テープは厚みが1mm程度あるもの使っており、絶縁にも一役買っています。

土台の端子とモジュールの端子を半田付けしていきます。
端子と端子のショートに気をつけながら作業します。

できあがりはこんな感じ。
真横に着きだしている端子5本は、プログラム書き換えようですが今回は使わないでしょう。一応、すべての端子を利用できるように引き出しておきました。

ブレッドボードに挿すとこんな感じ。
動作確認はまた別の記事にします。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。



コメント

このブログの人気の投稿

Raspberry Pi 3 のbluezを更新 5.23 -> 5.44

【要素技術開発】回転検知のための、ホールIC動作実験

BlueZ5.44のbluetoothctlでコマンドが増えた