回転数を計測するアイディア

スピニングリールにセンサを付けて、巻き取った糸の長さやキャストの回数を記録する装置を製作している
リールのローターが回転したとき、外付けの回路でどうやってカウントするか?を考えたい。

読み取り方法の案

ローターに接触させて数える

回転する部分に、スイッチやロータリーエンコーダを付けて回転を読み取る方法がある。

マイクロスイッチ

ローター部分に何か突起を付けて、回転するごとにスイッチを押してローターの回転を数える。

ロータリーエンコーダ

ロータリーエンコーダは、本体の軸が回るとパルス信号を出すセンサである。センサ本体の軸に、リールのロータの回転を伝えてカウントする。

非接触で数える

フォトインタラプタ

赤外線LEDを光らせて、反射のありなしでカウントする方法。リールのローター部に白黒の印を付けて、回転を読み取る。

ホール素子

ホール素子は磁石のS極・N極を読み取る磁気センサ。ローター部に磁石を取り付けて、回転を読み取る。

どれを選ぶか?

どの方法でもリールの回転は読み取れそうである。
しかし、アングラーがリールのハンドルを巻いたとき、センサが原因の巻き抵抗があると問題である。そのため、接触式センサは不採用とする。

フォトインタラプタとホール素子を比べる。
屋外での使用を考えると、太陽の光に含まれる赤外線で、フォトインタラプタは誤動作または読み取り不能に陥る可能性がある。また、赤外線を光らせるため、電池の消耗が懸念される。

今回は磁気センサであるホール素子を利用することとする。

コメント

このブログの人気の投稿

Raspberry Pi 3 のbluezを更新 5.23 -> 5.44

【要素技術開発】回転検知のための、ホールIC動作実験

BlueZ5.44のbluetoothctlでコマンドが増えた